1日3本のドクペを愛した“ドクペおばあちゃん”エリザベス・サリバンさんの話
ドクペどこ編集部公開日:
「100歳を超えても毎日ドクペを飲んでいたおばあちゃんがいるらしい」――そんな話を、ネットで見かけたことはありませんか。これは作り話ではなく、アメリカの地元テレビ局や新聞が実際に伝えた、ひとりの女性の話です。
この記事では、その女性エリザベス・サリバンさんについて、報道で確かめられたことだけをまとめます。なお、タイトルの「ドクペおばあちゃん」は、この記事で親しみを込めて使っている呼び名です。
※この記事は、ドクペを心から愛したひとりのファンの逸話を紹介するものです。ドクターペッパーが健康や長生きに役立つという意味ではなく、真似をすすめるものでもありません。
結論:ドクペと地元の野球チームを愛した、元数学の先生です
エリザベス・サリバンさんは、アメリカ・テキサス州フォートワースに住んでいた女性です。高校で数学を教えていた元教師で、2015年3月に104歳の誕生日を迎えたとき、「40年ほど前から1日3本のドクターペッパーを飲んでいる」と地元のテレビ局が伝え、アメリカ国内だけでなく日本のネットニュースにも取り上げられました。
話題になった理由は、本数の多さよりも、本人の言葉の明るさにあったと言えます。どんな話も笑いに変えてしまうユーモア、そしてメーカーや地元球団テキサス・レンジャーズまでがお祝いに加わったことで、さらに話題になりました。
2017年11月1日、106歳で亡くなったと報じられています。
| 時期 | できごと(報道より) |
|---|---|
| 2015年3月 | 104歳の誕生日。「1日3本」の話が報じられ話題に |
| 2016年4月 | 105歳でテキサス・レンジャーズの試合の始球式に登場 |
| 2017年3月 | 106歳の誕生日。レンジャーズのマスコットがケーキを届ける |
| 2017年11月1日 | 106歳で死去と報じられる |
104歳の誕生日の報道
2015年3月、ダラス・フォートワース地域のテレビ局 CBS Texas(CBS 11)が、104歳を迎えたサリバンさんの誕生日を伝えました。
報道によると、サリバンさんはおよそ40年前からドクターペッパーを飲み始め、1日に3本を続けているとのことでした。誕生日にはドクターペッパーの形をしたケーキで祝われ、友人や家族がサプライズで用意したと伝えた局もあります(FOX 5 DC。ケーキの形は、報道によって「缶」とも「瓶」とも書かれています)。
なお、FOX 5 DC などは「60歳を過ぎてから飲み始めた」と伝えており、時期はほぼ同じです。本数については、NBC DFW の2017年の記事が100歳のころの話として「毎日1本」と書いており、報道によって書き方が違います。この記事では、本人の発言として伝えられた CBS Texas の「およそ40年前から1日3本」をもとにしています。
本人は杖を使いながらも自宅で暮らし、本を読んだりテレビを見たり、訪ねてくる人と話したりして過ごしていると紹介されました。104歳まで生きるとは思っていなかった、という趣旨のことも話しています。
この話は、HuffPost や ABC News などアメリカの全国的なメディアにも広がり、日本でも2015年3月末ごろ、104歳の女性が毎日ドクターペッパーを飲んでいる、という内容でネットニュースに紹介されました。
本人の言葉とユーモア
サリバンさんがいちばん知られるきっかけになったのは、お医者さんの忠告について語ったこの言葉です。
"Every doctor that sees me says they'll kill you, but they die and I don't." (私を診るお医者さんはみんな「それは命取りになる」と言う。でも亡くなるのはお医者さんのほうで、私じゃない――趣旨・拙訳。出典: CBS Texas)
HuffPost によると、この後に「どこかで間違いがあるんでしょうね」という趣旨の言葉が続いています。お医者さんを悪く言うというより、自分の年齢と好物をおもしろがっている、軽口として受け止められました。
ほかにも、次のような言葉が伝えられています。
- メーカーからの贈り物を受けて、104歳まで生きて、すてきな人たちと話せるのなら、ドクペくらいもらってもいいでしょう、でもこんなことは思ってもみなかった、という趣旨の言葉(CBS Texas)
- 朝ごはんにコーヒーを出されるけれど、ドクペのほうがいい、という趣旨の言葉(CBS Texas)
- 長生きの秘けつを聞かれて「ただ生き続けるだけ」という趣旨の答え(CBS Texas)
長生きの理由について、本人はときにドクペの名前を挙げています。2016年の始球式の際、NBC DFW の取材では笑いながら「言いにくいけれど、1日3本ドクペを飲んでいるからだと思う」という趣旨で答えています。また NBC DFW は、100歳のころにも毎日のドクペを元気の理由に挙げていた、と伝えています。
一方で、同じ2016年に記者から改めて秘けつを聞かれたときは、「わかるものなら書いて渡してあげたいくらい」という趣旨で答えています(CBS News)。笑いまじりにドクペの名前を出すこともあれば、「わからない」と答えることもあった、というのが報道から読み取れる姿です。
※繰り返しになりますが、これはひとりの方の逸話です。ドクペが長生きに役立つという根拠はなく、真似をすすめるものではありません。
メーカーとファンの反応
104歳の誕生日の報道には、メーカー側も応えました。当時ドクターペッパーを手がけていた Dr Pepper Snapple Group のCEO(最高経営責任者)ラリー・ヤング氏から、ギフトバスケットが贈られたと報じられています。
ABC News によると、届いたドクターペッパーには缶だけでなく瓶入りのものもあり、サリバンさんは「60年前に買っていたような本物の瓶だった」という趣旨で喜んだそうです。
さらにさかのぼると、100歳の誕生日を迎えたころ、本人が毎日のドクペの話をしたことが会社に伝わり、会社が飲み物を無償で届けると約束した、と NBC DFW は伝えています。2017年の報道でも、ドクペが自宅に無料で届けられていると紹介されました。
テキサス・レンジャーズとの関わり
サリバンさんは、地元の大リーグ球団テキサス・レンジャーズの熱心なファンとしても知られていました。
2016年4月、105歳のサリバンさんは、本拠地グローブライフ・パーク(テキサス州アーリントン)でのシアトル・マリナーズ戦の前に始球式を務めました。NBC DFW は「大リーグの始球式を務めた最高齢クラスの1人」と伝えています。この始球式は、ドクターペッパーとのつながりがきっかけで実現したと報じられています。
本人は、前の年には元大統領が務めたような役に、なぜ自分が選ばれたのかと驚いていたそうです(NBC DFW)。投げ終えたあとは「信じられないくらいすてきだった」という趣旨の感想を話し、大学を卒業したときや結婚したときと並ぶ楽しい出来事だった、と振り返っています(CBS News)。
2017年3月の106歳の誕生日には、レンジャーズのマスコット「キャプテン」が、球団からのケーキと贈り物を自宅に届けました(NBC DFW)。シーズンの開幕が待ちきれない、という趣旨の言葉も伝えられています。
その後
2017年11月1日、サリバンさんは106歳で亡くなりました。家族が地元テレビ局 NBC DFW に伝えたと報じられています。地元紙ダラス・モーニング・ニュースや地元テレビ局 WFAA も、レンジャーズの始球式を務めた長年のファンとして、その訃報を伝えました。
この話が愛される理由
サリバンさんの話がいまも語り継がれているのは、「ドクペには熱烈なファンがいる」という、この飲み物の性格をよく表しているからだと思います。
ドクターペッパーは、好き嫌いが分かれやすい飲み物だと言われることがあります。そのぶん、好きな人のなかには何十年も同じ1本を選び続ける人もいます。104歳の誕生日にドクペの形のケーキで祝われ、メーカーが贈り物を届け、地元の球団まで祝ってくれた――その光景は、「好きなものを好きと言い続けた人」への周りの人たちの敬意そのものです。
健康の話としてではなく、ひとつの飲み物を長く愛したファンの話として読むと、この逸話の温かさがよく伝わってきます。
ドクペの味については → 記事『ドクターペッパーはどんな味?』
よくある質問
Q. ドクペを飲むと長生きできるの?
そういう根拠はありません。サリバンさんの話はひとりの方の逸話です。本人は笑いまじりにドクペのおかげかもしれないと話すこともありましたが、改めて秘けつを聞かれると「わかるものなら書いて渡したい」と答えていました。真似をすすめるものではありません。日本で売られているドクターペッパーは、原材料に果糖ぶどう糖液糖(糖分)とカフェインを含みます。飲みすぎには注意して、量はほどほどに楽しみましょう。
Q. サリバンさんは本当に1日3本飲んでいたの?
2015年の104歳の誕生日の際、本人が「およそ40年前から1日3本」と話したと複数のメディアが報じています。2017年の106歳の誕生日の報道でも、毎日3本を続けていると伝えられています。飲み始めた時期を「60歳を過ぎてから」と伝えた報道(FOX 5 DC など)もありますが、時期はほぼ同じです。ただし本数は報道によって書き方が違い、100歳のころは「毎日1本」(NBC DFW)とする記事もあります。
Q. メーカーから何か贈られたの?
104歳の誕生日に、当時の Dr Pepper Snapple Group のCEOからギフトバスケットが贈られたと報じられています。100歳のころには、会社が飲み物を無償で届けると約束したという報道もあります。
Q. レンジャーズの始球式はいつ?
2016年4月、105歳のときに、本拠地でのシアトル・マリナーズ戦の前に務めました。
まとめ
- エリザベス・サリバンさんは、テキサス州フォートワースに住んでいた元数学の先生です。
- 2015年3月、104歳の誕生日に「約40年、1日3本のドクペ」と報じられ、ユーモアのある言葉とともに話題になりました。
- メーカーからの贈り物、2016年のレンジャーズの始球式、2017年3月の106歳の誕生日と、まわりの人たちに祝われ続け、2017年11月1日に106歳で亡くなりました。
- これは健康や長寿の話ではなく、ひとつの飲み物を長く愛したファンの話です。ドクペは糖分やカフェインを含むので、楽しむ量はほどほどに。
このあたりで探す
全国のファンが見つけた販売スポットを、最終確認日つきで地図にまとめています。
販売スポットの地図を開くあわせて読みたい
本サービスは有志による非公式ファンサイトであり、Keurig Dr Pepper 社およびその日本国内販売元とは一切関係ありません