レシピ・アレンジ

ドクペはお酒の割材にも? ウイスキー割りなど大人の飲み方と雑学

ドクペどこ編集部公開日:

「ドクターペッパーって、お酒で割っても大丈夫なの?」「ウイスキーと合うって聞いたけど本当?」——ドクペ好きの大人なら、一度は気になったことがあるかもしれません。この記事では、ドクペをお酒の割材として使う飲み方を、海外と日本の例、家で作るときの基本、ちょっとした雑学とあわせて紹介します。

先にお願いです。20歳未満の飲酒は法律で禁止されています。飲酒運転は絶対にしないでください。 また、ドクペ割りは甘くて飲みやすい分、アルコールをどれだけ飲んだかに気づきにくくなりがちです。飲みすぎには十分注意してください。妊娠中・授乳中の方は飲酒を控えましょう。

結論:甘くて香りが強いドクペは、お酒の割材としても使われています

ドクペは、チェリーやバニラを思わせる甘い香りが強い炭酸飲料です。その個性の強さから、お酒を割るとお酒の角が取れて飲みやすくなる、と感じる人がいます。アメリカのカクテルのレシピサイトには、ウイスキーをドクペで割る飲み方が名前つきで載っていて、日本でも飲みくらべ企画やお店のメニューに登場したことがあります。

ただし、合う・合わないの感じ方は人それぞれです。「ドクペの味が消えてもったいない」と思う人もいるので、あくまで楽しみ方のひとつとして読んでください。

なぜお酒に合うと言われるの?

よく挙げられるのは、香りの重なりです。

  • ウイスキーは木の樽で寝かせるあいだに、樽からバニラのような甘い香りの成分が移ることがあるとされています
  • ドクペにも、バニラのような甘い香りを感じる人が多くいます

この「似た方向の甘い香り」が重なるので、ウイスキーと相性が良い、という見方があります。一方で、ドクペは香りが強いため、繊細な香りのお酒だとドクペの香りに負けてしまう、という声もあります。

コーラでウイスキーを割る飲み方が広く知られているのと同じように、「コーラの代わりにドクペで割ってみた」という感覚で試されることが多いようです。

アメリカのレシピサイトにある「ペッパー・ジャック」「ドクター・ジャック」

アメリカのカクテルのレシピサイトには、ドクペを使ったお酒のレシピがたくさん載っています。あるレシピサイトでは、ウイスキーをはじめ、ウォッカ、ラム、コーヒーリキュール、アマレットなど、さまざまなお酒との組み合わせが紹介されています。

その中でも分かりやすいのが、ウイスキーをドクペで割る飲み方です。

名前材料(レシピサイトの例)作り方
ペッパー・ジャックテネシーウイスキー(またはバーボン)約45ml+ドクペ氷を入れたグラスにウイスキーを注ぎ、ドクペを好みの量だけ足して混ぜる
ドクター・ジャックテネシーウイスキー約60ml+ドクペ氷を入れたグラスにウイスキーを注ぎ、ドクペで満たす

どちらのレシピも、材料のウイスキーにジャック・ダニエルが指定されています。名前の「ジャック」は、このウイスキーにちなんだものと考えられます(由来をはっきり書いた出典は見つかっていません)。なお、同じような名前でも、サイトによって使うお酒が違うことがあります。カクテルの名前は地域や人によって呼び方が揺れるもの、と考えておくとよいでしょう。

日本での飲まれ方 —— 6種類の飲みくらべ企画

日本では、2016年12月21日にエンタメ系のニュースサイト「Entame Plex」が、6種類のお酒をドクペで割って飲みくらべる企画を公開しています。試したのは、ウォッカ・ジン・ラム・ウイスキー・カンパリ・パッソア(パッションフルーツのリキュール)です。

記事での順位をまとめると、次のとおりです。

順位お酒記事でのひとこと(要約)
1位パッソア相性が飛び抜けて良かった
2位ウイスキー「ハイボールの甘いバージョン」
3位ジンウォッカより相性が良く飲みやすい
4位ラム味が複雑で、相性はいまひとつ
5位ウォッカ味の変化があまりない
6位カンパリ相性が最も悪く、おすすめできない

ウイスキー割りは2位で、「ハイボールの甘いバージョン」のような飲み物として紹介されていました。一方、苦みの強いカンパリは最下位。ドクペの甘い香りと、フルーツ系や樽の香りのお酒は合いやすく、苦み系とはぶつかりやすいのかもしれません。もちろん、これは企画に参加した人たちの感想で、感じ方には個人差があります。

また、2019年3月には、居酒屋チェーンの「肉汁餃子製作所 ダンダダン酒場」が、日本コカ・コーラの協力のもとで、ウイスキーをドクペで割った「ドクターハイボール」と、電気ブランをドクペで割った「電気ドクター」をメニューに加えたと発表しています。お店で「ドクペ割り」が出された例として興味深い話です。その後も期間限定で出されたことがあるようですが、現在も提供しているかは確かめられていません。

家で作るときの基本

家で作るなら、特別な道具は要りません。

  1. グラスに氷をたっぷり入れる
  2. お酒を注ぐ(レシピサイトの例では、ウイスキー約45〜60ml)
  3. よく冷えたドクペを静かに注ぎ、軽く1回混ぜる(混ぜすぎると炭酸が抜けます)

お酒とドクペの比率に決まりはありません。紹介したレシピも「好みの量」「グラスを満たす」という書き方です。初めてなら、お酒は少なめ、ドクペは多めから始めて、自分にとってちょうどよい濃さを探すのがおすすめです。甘くて飲みやすいぶん、濃く作るとアルコールの量に気づきにくいので注意してください。

なお、レシピ例の量でも、お酒によっては1杯で多めのアルコールになります。たとえばアルコール度数40%のウイスキー60mlには、純アルコールが約19g含まれます。厚生労働省は「節度ある適度な飲酒」の目安を1日平均で純アルコール約20g程度としているので、1杯でその目安に近くなることもあります。また、女性や、少しの飲酒で顔が赤くなるなどお酒に弱い人、65歳以上の人は、これよりも少ない量が適当とされています。

雑学:ドクペが入っていない「フレイミング・ドクターペッパー」

ドクペの名前がついているのに、ドクペが1滴も入っていないカクテルもあります。それが「フレイミング・ドクターペッパー」です。

アマレット(アーモンドのような香りのリキュール)と度数の高いお酒を小さなグラスに重ね、火をつけてビールのグラスに落とす、という飲み方です。できあがった味がドクペに似ていることから、この名前がついたとされています。

ただし、火を使う飲み方はやけどや火事の危険があるので、絶対に真似しないでください。 雑学として「ドクペの味は、アーモンドのような香りで再現できると思う人がいる」という話だけ楽しんでもらえれば十分です。

ちなみに、ビールにアマレットを少し加えると「ドクペっぽい味になる」という動画がSNSで話題になったこともあります。アーモンドのような香りが、ドクペの味の印象に大きく関わっていると感じる人が多いのかもしれません。

ノンアルコールで同じ気分を楽しむ

お酒を飲まない日や、運転する日でも、雰囲気だけ楽しむ方法はあります。

  • ドクペ+炭酸水:甘さが控えめになり、すっきりした「ドクペのソーダ割り」になりやすいです
  • ドクペ+レモン:レモンを少し搾ると、甘さが引き締まって大人っぽい味になる、と感じる人もいます
  • ノンアルコールのハイボール風の飲み物と合わせる:最近は、ウイスキーの香りがするアルコール0.00%の飲み物も売られています。ドクペと合わせれば、気分だけ「ドクペハイボール」を楽しめるかもしれません

ノンアルコールの飲み物でも、お酒に似せた商品は20歳以上の人向けとして売られていることが多いので、商品の表示を確かめてください。

お酒を飲むときの注意

最後に、大切なことをもう一度まとめます。

  • 20歳未満の飲酒は法律で禁止されています。
  • 飲酒運転は絶対にしないでください。 飲んだら運転しない、運転する人には飲ませない。
  • 飲みすぎに注意。 ドクペ割りは甘くて飲みやすく、アルコールの量に気づきにくくなります。ゆっくり、水も一緒に飲みましょう。
  • 妊娠中・授乳中の方は飲酒を控えてください。
  • カフェインにも気をつけて。 ドクペには、原材料としてカフェインが含まれています。アメリカの疾病対策センター(CDC)は、お酒とカフェイン入りの飲み物を一緒にとると、実際より酔っていないように感じることがある一方、体へのアルコールの影響は変わらない、と注意を呼びかけています。「まだ平気」と感じても、飲んだ量で判断しましょう。
  • 一気飲みや、火を使う飲み方、たくさん飲むゲームのような飲み方はしないでください。

よくある質問

Q. ドクペに一番合うお酒は何ですか?

決まった答えはありません。アメリカのレシピサイトにはウイスキー割りが名前つきで載っていて、日本の飲みくらべ企画ではパッソアが1位、ウイスキーが2位でした。好みに合わせて試してみてください。

Q. ドクペとお酒の比率はどれくらいがいいですか?

決まりはありません。紹介したレシピも「好みの量」で、お酒は少なめ・ドクペは多めから始めるのがおすすめです。

Q. ドクペが最初から入ったお酒は売っていますか?

今回調べた範囲では、日本で一般に買えるドクペ入りのお酒の缶は見つかりませんでした。過去には、居酒屋のメニューとしてドクペ割りが出された例があります。

Q. 「フレイミング・ドクターペッパー」にはドクペが入っていますか?

入っていません。味が似ていることから名前がついたとされています。火を使う危険な飲み方なので、真似しないでください。

ドクペそのものの味については → 記事『ドクターペッパーはどんな味?』

まとめ

ドクペは、甘くて香りの強い個性から、お酒の割材としても使われています。アメリカのカクテルのレシピサイトにはウイスキーをドクペで割る「ペッパー・ジャック」などが載っていて、日本の飲みくらべ企画ではウイスキー割りが6種類中2位でした。家で作るなら、氷をたっぷり入れて、お酒は少なめから。甘くて飲みやすいからこそ、飲みすぎ・飲酒運転には十分注意して、20歳以上の大人の楽しみとして味わってください。お酒を飲まない日は、炭酸水やレモンと合わせたノンアルコールの楽しみ方もおすすめです。

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